スライリーはプロ野球球団の広島東洋カープの球団マスコットですね。
スライリーは青緑色のようなカラーなのですが、ピンク色のスライリーも存在します。
ピンク色のスライリーはハッピースライリーと呼ばれていますが、これはスライリーとは別のマスコットなのでしょうか?
この記事では次のことについてお伝えしていきます。
- ピンクのスライリー「ハッピースライリー」について
- スライリはなんの動物がモチーフなのか
- スライリーがメジャーリーグにいるという噂について
それではご覧ください。
ピンクのスライリー「ハッピースライリー」について
ピンクのスライリーはハッピースライリーです。
ハッピースライリーは、広島東洋カープの球団公式マスコット「スライリー」の特別な変身バージョンです。
スライリーは通常青緑色ですが、チームが特に好調なときや記念すべき瞬間にピンク色へと変化します。
この変化はスライリーの突然変異型であって、別個体ではありません。
ハッピースライリーは2002年から登場し、次のようなタイミングで登場しています。
- 前田智徳選手が2000本安打を達成した2007年9月1日
- 広島市民球場最後の公式戦セレモニーが行われた2008年9月28日
- 大瀬良大地選手がノーヒットノーランを達成した2024年11月18日
連勝したり、好調期にも突如出現するようです。
ハッピースライリーを見るためには、カープの躍動が欠かせないということですね。
引用元:広島東洋カープ公式サイト
スライリーのなんの動物がモチーフなのか
スライリーのモチーフは何なのでしょうか?
なんの動物なのでしょうか?それとも、動物ではないのでしょうか?
他球団のマスコットは動物をモチーフにしたものが多いので、スライリーのモチーフが気になりますね。
そこで、スライリーの誕生について調べてみました。
スライリーのモチーフはなんの動物?
スライリーのモチーフは動物ではありません。
スライリーは独自のデザインを持つキャラクターです。
体が青緑色の体毛に覆われているので、鯉のつもりだったのかもしれないが龍のようだという意見もあります。
その他にも、タツノオトシゴやアリクイ、妖精などの推測はありますが、球団公式からは一切の見解が出ていません。
スライリーはプロ野球12球団の中で唯一、モチーフとなる動物が存在しないマスコットキャラクターです。
スライリーは、鼻から「ピロピロ」と呼ばれる吹き戻しを出すという特徴があります。
特徴を見てもやはり何者かは判別がつきません。
- アリクイや妖精、化け物などの推測がありますが、球団公式からは一切の見解が出ていません1。
- デザインの起源は、『セサミストリート』のキャラクターデザインを手がけたアメリカのハリソンエリクソン社によるものです12。
- 外見は、同じくハリソンエリクソン社がデザインしたMLB球団フィラデルフィア・フィリーズの「フィリー・ファナティック」と似ています12。
- マスコット栄誉の殿堂では、スラィリーはフィリー・ファナティックの「Counterpart」(片割れ、分身)と説明されています2。
- 体は青緑色の体毛に覆われており、「鯉のつもりだろうが龍にも見える」という意見もあります3。
- スラィリーの特徴として、鼻から「ピロピロ」と呼ばれる吹き戻しを出すことが挙げられます3。
結論として、スラィリーは特定の動物をモチーフにしているわけではなく、独自のデザインを持つキャラクターであると言えます。
スライリーは誰のイラスト?
スライリーはアメリカのハリソンエリクソン社がデザインしたイラストです。
ハリソンエリクソン社は「セサミストリート」のほか、子ども向けテレビ教育番組のキャラクターデザインを手がけたことで知られています。
セサミストリートの中にクッキーモンスターというキャラクターがいます。
引用元:セサミストリートジャパンHP
やはりスライリーの体つきに似ている感じですね。
広島東洋カープは、他球団との差別化を図るため、ユニークで目立つマスコットキャラクターを求めていたようです。
未知なるマスコットスライリーは目にする人からの注目を浴び、カープの狙いどおり目立つ存在になっていることには違いないでしょう。
スライリーがメジャーリーグにいる?
スライリーと瓜二つのマスコットがメジャーリーグにいます。
それは、フィラデルフィア・フィリーズの球団マスコット「フィリー・ファナティック」です。
引用元:フィラデルフィアフィリーズ公式サイト
フィリー・ファナティックを見ると、色を青緑にしたら、それはもうスライリーといえるくらい似ていますね。
スライリーはフィリー・ファナティックの兄弟とか分身という噂もあるようですが、真実はわかっていません。
フィリー・ファナティックは1978年に誕生し、スライリーは17年後の1995年に誕生しました。
兄弟とすればフィリー・ファナティックは17歳年上のお兄さんということになるのですね。
それにしてもよく似ているので、血がつながっていても不思議ではないですね。
まとめ
ピンクのスライリーハッピースライリーを中心に、スライリーのことについてご紹介してきました。
ハッピースライリーは、チームが特に好調なときや記念すべき瞬間にピンク色へと変化することがわかりました。
ハッピースライリーは、スライリーの突然変異型であって、別個体ではありませんでしたね。
スライリーは、なんの動物もモチーフにはなっていないことがわかりました。
スライリーは、未知なるキャラクターということですね。
スライリーは、アメリカのハリソンエリクソン社がデザインしました。
ハリソンエリクソン社は、日本でもよく知られる「セサミストリート」を制作した会社です。
確かにスライリーは、セサミセサミストリートのキャラクターたちと同じ雰囲気が感じられますね。
スライリーには、メジャーリーグにそっくりのマスコットがいることがわかりました。
スライリーに似ているのは、フィラデルフィア・フィリーズの球団マスコット「フィリー・ファナティック」です。
フィリー・ファナティックはスライリーが誕生する17年前に誕生しているということなので、似ているのはスライリーの方だといえますね。
それにしても劇的に似ているので、いつか競演してもらえないものでしょうか?
MLB開幕シリーズでフィラデルフィア・フィリーズが日本に来る日を夢見たいですね。
ハッピースライリーはいつでも見ることはできませんが、レアな存在としてカープやプロ野球界をも盛り上げていってほしいですね。
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