惑星直列大阪では何時に見える?方角やいつからいつまで見れるかも!

自然

2025年4月の惑星直列が見られる時期が近づいてきました。

2025年4月の惑星直列は金星・土星・水星・海王星 の4つの惑星が、一直線に並ぶものです。

東京ではこの惑星直列を見ることができるのでしょうか?

見えるのなら大阪では何時ごろか時間が気になりますね。

方角はどちらなのでしょうか?

その方角の夜空を見るためにはどこから見えるでしょうか?

大阪ではいつからいつまで惑星が直列している空を見ることができるのでしょうか?

惑星直列の大阪での見え方について次の項目でまとめました。

  • 惑星直列が大阪で見える時間について
  • 惑星直列が大阪から見える方角と見える場所について
  • 惑星直列は大阪でいつからいつまで見えるか

それではご覧ください。

その方角の夜。

惑星直列が大阪で見える時間

惑星直列が大阪で見える時間は日の出約1時間前です。

今回北半球では、日の出前で空が明るいため観測が難しくなります。惑星の中で最も明るい金星なら簡単に見つけることができますので、まずは金星を探してみましょう。

今回は水星が地上に出る時刻と日の出(太陽が出る時刻)がとても近いので、水星が昇るとともに日も昇り、見えにくい上に見える時間も限られています。

海王星ははっきりした星の出の時刻がわかりませんが、水星と同じくらいの高さに見えるようなので、水星が見えないときは見える可能性が低いと思われます。

水星(土星)と太陽の出の時間は次のような関係となります。

日にち水星の出
土=土星
日の出日にち水星の出日の出
2025年
4月2日
5:03(土5:08)5:442025年
4月19日
4:215:22
4月3日4:59(土5:04)5:434月20日4:195:20
4月4日4:55(土5:00)5:414月21日4:185:19
4月5日4:52(土4:57)5:404月22日4:175:18
4月6日4:49(土4:53)5:394月23日4:165:17
4月7日4:45(土4:49)5:374月24日4:155:16
4月8日4:42(土4:46)5:364月25日4:145:15
4月9日4:40(土4:42)5:354月26日4:135:13
4月10日4:37(土4:42)5:334月27日4:135:12
4月11日4:355:324月28日4:125:11
4月12日4:325:314月29日4:125:10
4月13日4:305:294月30日4:115:09
4月14日4:285:285月1日4:115:08
4月15日4:275:275月2日4:105:07
4月16日4:255:255月3日4:105:06
4月17日4:235:245月4日4:105:05
4月18日4:225:235月5日4:105:04

※国立天文台HP「今日のほしぞら」により調査

4月10日までは土星の出が水星の出より遅い時間になりますので、時間を載せています。

3月31日以前は空が白み始める時刻に土星が出ていません。

見ることができるかどうかわかりませんが、5月19日ごろまでは空が白み始める前に水星が出ています。

海王星は肉眼での観測は簡単ではないので、望遠鏡などのアイテムは必要ですね。

惑星直列が大阪から見える方角と見える場所

時間がわかったところで、次は方角です。

惑星直列が大阪から見える方角を確認して、その方角の空がよく見える場所をみつけなければいけませんね。

大阪は夜でも明るい場所が多いので、星を見ることができる場所もご紹介していきます。

惑星直列が大阪から見える方角

惑星直列が大阪から見える方角は東の空になります。

金星が特に目立つのでまず東の空の低い場所を見て、いわゆる「明けの明星」をみつけてみるのがいいかもしれません。

これは、天文サイトに掲載されていた惑星の位置関係のイメージです。

引用元:starwalk(天文サイト)

イラストは、南半球で見たイメージになりますので、大阪から見る場合は惑星の位置がもう少し低い場所に見えると考えられます。

大阪で見える場所

次に大阪で惑星直列が見える場所のうち、いくつかの場所をピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。

1.金剛山標高1125mで、大阪市内からアクセスしやすい山岳地帯で眺望が良好です。
2.永楽ダム泉南郡熊取町にあり、開けた視界で星空を楽しめます。
3.長居公園大阪市内にありながら、比較的広い空間で星空観測が可能です。気軽に行きやすい場所ですが、地平線付近は見えにくいかもしれません。

惑星直列は大阪ではいつからいつまで見える?

大阪で惑星直列が見えるのは2025年4月1日~5月19日くらいにかけてと思われます。

国立天文台の「今日のほしぞら」という暦計算を活用して調べてみました。

3月31日までは夜明けまでに土星が出ていません。

そして、5月20日になると今度は夜明けまでに水星が出ていません。

大阪では4月18日が最も観測に適した日とされています。

4月18日から観測日が離れるほど見えにくいと思いますので、4月18日に近い日にちで見るのがよりいいかと思います。

世界的標準としては4月17日となっています。

地球上で最も多くの場所から観測できる日ということなのでしょうね。

まとめ

惑星直列を大阪で見る場合の様々な疑問にお答えしてきました。

惑星直列が大阪で見える時間は日の出前の約1時間でしたね。

4月から5月は5時から5時40分くらいが日の出の時間です。日の出前30分くらいから空が白み始めますので、実質30分くらいしか鑑賞できないかもしれません。

すべての惑星を見たい場合は水星の出の時間をチェックしておくといいですね。

惑星直列が大阪から見える方角はです。

大阪で星空を観察するための、天体観測スポットを3つ紹介しました。

1.標高1,125mの大阪市内から比較的アクセスしやすい「金剛山

2.泉南郡熊取町にある視界が開けた場所「永楽ダム

3.大阪市内で気軽に行ける「長居公園

お気に入りの場所がみつかりますように!

惑星直列は大阪でいつからいつまで見えるのかについては、2025年4月1日~5月19日くらいにかけてとお伝えしました。

空に並んで見える期間は計算上約1か月半ありますが、夜明け前の地平線に近い東の空ですので、見えにくいことが予想されます。

4月18日に近い水星の出の時間をねらってみるのが良さそうですね!

惑星直列という天体ショーを晴天の下でみなさまが楽しめることを願っています。

さらに、その星たちの幸せなパワーがあなたに降り注ぎますように!!

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