漫画家のたつき諒さんをご存じの方も多いと思います。
たつき諒さんは東日本大震災を予言したとされ、注目を浴びることとなりました。
たつき諒さんが1999年に刊行した「私が見た未来」が2021年に完全版として改めて出版されました。
報道によると特に香港でうわさになっており、7割ぐらいの住人が信じているという話もあるほどで、日本への旅行者の減少による航空便の減便なども問題になっています。
著者はこの話題の書籍「私が見た未来完全版」を読みたいと思い手にしました。
私は霊的な経験や不思議体験はしたことがないのですが、不思議な話にはとても興味を持つタイプで、たつき諒さんの体験が描かれた作品に衝撃を受けました。
驚きのひとつにたつき諒さんとサイババが前世で親子だったというお話。
そして、東日本大震災だけではない数々の予知夢についてもとても興味深かったので、予知夢の当たり外れを含めて深堀りしていきます。
著者から見ますと、やはりたつき諒さんは能力者に見えます。
この記事では、「私が見た未来完全版」でわかったたつき諒さんのことをお伝えしていきます。
たつき諒はサイババの娘だった?
たつき諒さんは前世でサイババの娘であったと話されています。
日本でサイババブームだったときに、たつき諒さんは夢に出てきた人がサイババさんだったと気づいたそうです。
サイババさんは自身で神の化身と言い、手から宝石を出現させるなどして信仰する人を多く集めていました。
科学で説明できないことをするので、信じない人もいましたが、スピリチュアルリーダーとして絶大な人気を誇っていました。
たくさんの慈善事業を行っていたことも、信頼を集めた要因だったのでしょうね。
その後、サイババさんは2011年に亡くなられています。
そして、たつき諒さんですが、サイババさんと自分の手相が同じであることにも興味を抱き、インドに行くことを決めたそうです。
サイババさんの集会に参加すると「I know(知ってる)」と声が聞こえたそうです。
それはたつき諒さんにだけ聞こえていたようで、サイババさんがたつきさんのことを知っているよという意味だったのだろうと解釈されています。
たつき諒さんがインドにいる間に、イギリスの新聞記者の男性が12歳の娘をマラリアで亡くした様子がビジョンとして見え、この父娘は私とサイババの前世だとわかったそうです。
新聞記者の男性の生年月日や名前までわかったのでメモしているということですが、そんなことがあるとはとても信じられないですね!
たつき諒の予知夢について
たつき諒さんの予言と言われている事柄はほとんどが予知夢によるものです。
夢の見方は人それぞれですが、たつき諒さんははっきりと記憶に残っている夢を度々見ていたので、何か意味があるかもとメモを取り始めたことで夢日記が綴られていったそうです。
漫画家さんなので夢で見えた景色や人の顔など絵で表現されていたようで、夢日記を見返すことでそのときの夢がより鮮明によみがえるというわけです。
これらの夢の中で外れたもの当たったものを具体的にご紹介します。

外れたとされる予知夢
たつき諒さんの外れたとされる予知夢は「富士山大噴火」「荒れてひびの入った大地(たつみさんが一生を終える)」です。
・富士山大噴火
たつき諒さんは1991年8月20日に富士山が噴火する夢を見ました。
富士山は江戸時代中期の1707年以来噴火は確認されていませんので外れたということになるでしょう。
夢で見る「噴火」はパニックになるという意味を持つそうです。
近年のパンデミックと言えば新型コロナウイルスが挙げられますが、8月20日という日にちにつながるものはみつかりませんでしたので、この予知夢とは無関係と言えます。
何年というのがわかりませんので、今後何かが起こりうる可能性もあるのでしょうか?
・荒れてひびの入った大地
1995年1月2日にひび割れた大地で誰かに「5年経ったら迎えに来る」と言われ、たつき諒さん自身の人生が終わるのではとおそれていたそうです。
5年後に特に何もなく、現在もご健在ですので、これは外れて良かった予言ですね。
当たったとされる予知夢
たつき諒さんの当たったとされる予知夢には「東日本大震災」「ダイアナ妃の急逝」があります。
・大災害は2011年3月
これは、東日本大震災が起こった2011年3月11日と合致しています。
たつき諒さんの「私が見た未来」が注目されるようになったきっかけでもあります。
夢では津波が見えたわけではないが、年月がはっきりと見えたので多くの人に知らせるために表紙に載せたそうです。
・ダイアナ妃の急逝
ダイアナ妃がパパラッチに追われ事故に遭ったのが1995年8月31日で、1992年8月31日に「ダイアナ」と呼ぶ女性の声と「DIANNA」という文字が浮かんだそうです。
ダイアナと呼ばれる女性は赤ちゃんを抱いていたようで、事故の様子ではありませんでした。
たつき諒さんが夢を見たときは次男のヘンリー王子は7歳でしたので、赤ちゃんを抱く姿は以前のダイアナ妃ということでしょうか。
予知夢がずばり当たっているわけではないですが、夢を見た日と急逝日が同じであることは、ある意味予知だったと解釈できるのかもしれません。
たつき諒の予知能力について
たつき諒さんには予知能力がないと言い切れない事実が多くあります。
たつき諒さんの「私が見た未来」にはとても信じがたいことがたくさん描かれています。
この本では、予知夢が当たっていたことを多くの人に伝えるために描かれているでしょうから、外れたことについてはほとんど触れられていないのだと思います。
たつき諒さんはご自身に霊感などはないと言われていますが、目に見えない能力に予知夢を見せられているように思えます。
叔父様の葬儀での景色、行ったことのない近所の防空壕の映像、知人が交際を断られた相手の顔や、人質事件の赤ちゃんの顔、フレディーマーキュリーの逝去…
驚くのが日にちが合致していることがいくつもあることです。
たつき諒さんは、「2025年7月大災難」という日付がしっかり見えたこと、その夢は2021年7月5日午前4時18分に見たことをこの本で伝えています。
海底からボコッと盛り上がるような夢は1998年にも見ているそうです。
南海トラフ地震は今後30年以内に約80%の確率で発生すると見積もられていることもあり、余計にこの予知夢が注目されています。
予知夢に翻弄されるのではなく、大災難が南海トラフ地震であると捉えるなら、できる備えが整えられたらいいですね。
まとめ
たつき諒さんの前世がサイババの娘であったことと、予知夢は外れているのか当たっているのか、そして、予知能力についてお伝えしてきました。
たつき諒さんはサイババさんの夢を何度か見て、インドに行ってサイババさんを見て前世で娘だったことを確信したようです。
サイババさん亡き今、サイババさんに確かめてみることもできないわけですが、たつき諒さんがビジョンを見て知ったサイババさんの前世の男性のことを調べられる機会があればおもしろいですね。
たつき諒さんは夢日記をつけるほど夢を鮮明に覚えている方で、その日記を振り返り現実と重なることが多く、予知夢を見る能力があると言われるようになりました。
富士山大噴火は外れたようですが、東日本大震災の年月やダイアナ妃が事故で急逝された日は見事に当たっています。
たつき諒さんに予知能力はないとは言い切れないくらい、信じられないような予知夢が多くありました。
予知夢はずばりその未来を見る場合と、象徴的に伝えられる夢があるそうです。
たとえば「琵琶の実」が良くないこと、「怒鳴ること」が警告を表すなどがあるようです。
たつき諒さん自身も夢が何を意味するのか、調べながら夢日記をつけているようでした。
2025年7月5日にたつき諒さんが夢で見たままのことが起こるのかは誰にもわかりません。
たつきさんは多くの人に夢のことを知ってもらい、7月5日に起こるかもしれない大災難に備えてもらうことを願っているそうです。
これは、東日本大震災であまり警告を知らせることができなかったという無念も含まれているようです。
どうなるかわからない7月5日に全人類が安全な場所に移動することはできませんが、できる備えをしておけば、予知夢を信じてよかったと思えるかもしれません。
何もないにこしたことはありませんが、いつか訪れる南海トラフ地震への備えは避けられないでしょう。
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