広島市環境局中工場の駐車場はどこ?見学予約の方法も!

広島エリア

広島市環境局中工場は美しいゴミ処理場として広く知られています。

行ってみたいけれど、車で行くとなると、駐車場があるのか気になりますね。

駐車場の料金がどれくらいかかるのかも、チェックしておきたいですね。

そして、見学予約しないと見られないのか、見学予約はどのようにするのかなど事前に調べておくと安心です。

そこで、当記事では、世界で最も美しいごみ処理場広島市環境局中工場について以下のことを紹介していきます。

  • 広島市環境局中工場の駐車場の場所と料金
  • 広島市環境局中工場の見学予約の要否と予約方法
  • 広島市環境局中工場の建築家について

広島市環境局中工場の駐車場はどこ?料金は?

広島市環境局中工場の駐車場は工場に隣接した敷地にあります。

広島市環境局中工場見学者用駐車場の所在地はこちらです。

駐車場は広島市環境局中工場見学者用の専用駐車場ですので、無料で駐車できます!

料金を気にせず、ゆっくり見学できるのはいいですね!

台数は15台くらいは駐車できるようです。

駐車場の利用時間は、午前8時45分~午後9時30分となっています。

ちなみに、広島市環境局中工場の見学可能な時間は、午前9時~午後4時半となっています。

広島市環境局中工場の見学予約の方法は?

広島市環境局中工場は予約なしで見学できます

ただし、予約が必要な見学もあります

見学予約の要否別に見学内容などをご紹介します。

予約不要の見学

無料で自由に、以下の通り見学できます。

  • 見学内容 建築デザインの見学(工場周辺の緑地帯からの建物外観の見学や、2階エコリアム〔中央ガラス通路〕の見学〔通行可〕)
  • 見学可能日 毎日(年始年末(12月29日から翌年1月3日)を除く)                ※ただし、悪天候の場合は、安全のために2階エコリアムを閉鎖することもあり
  • 時間 午前9時から午後4時30分まで(自由に見学OK)

予約が必要な見学

  • 見学内容 ゴミ処理に関する説明及び建物内の見学
  • 対象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
  • 見学可能日 月曜日から金曜日(祝日、年末年始〔12月24日から翌年1月9日〕、8月6日を除く)と2、4、6、8、10、12月の第3日曜日
  • 見学時間と定員(月曜日から金曜日) 午前9時から正午の間で約1時間半、午後1時半から午後4時半の間で約1時間半で、定員は各回160人(原則、各回1団体ずつ)
  • 見学時間と定員(2、4、6、8、10、12月の第3日曜日) 午前10時から午前11時半で、25人まで 

「予約が必要な見学」の予約方法

締め切り日:見学希望日の前月の20日まで

予約方法:電話 ☎(082)249-8517

受付日時:月曜日から金曜日(平日に限る)の8時30分から17時まで

次の場合は見学できませんので、ご注意ください。

  • 見学希望日の前月の20日までに申し込みがない場合
  • 申し込みをした日時に、他の団体の予約が入っている場合
  • 施設の運営上、見学を行うことが出来ない場合

広島市環境局中工場の建築家はだれ?

広島市環境局中工場の建築家は谷口吉生さんという方です。

谷口吉生さんについて、以下のことについて少し詳しく説明します。

  • 谷口吉生さんの経歴
  • 谷口吉生さんの作品
  • 谷口吉生さんが広島市環境局中工場の建築家になった理由

谷口吉生さんの経歴

谷口吉生さんの経歴についてご紹介します。

1960年昭和35年慶應義塾大学工学部機械工学科を卒業、機械工学士
1964年昭和39年米国ハーヴァード大学建築学科を卒業、建築学修士
1965-72年昭和40-47年東京大学都市工学科丹下研究室および都市・建築設計研究所に在籍
1975年昭和50年設計事務所、計画・設計工房を高宮眞介と開設
1979年昭和54年谷口建築設計研究所所長に就任

引用元:kanazawa-museum.jp

谷口建築設計研究所所長に就任された1979年に、谷口吉生さんの父吉郎さんが逝去されました。

父の吉郎さんも、東京国立近代美術館本館や東京国立博物館東洋館などを手掛けた有名な建築家だったようです。

谷口吉生さんの作品

谷口吉生さんは、世界で最も美しい美術館をつくる建築家とも言われているそうです。

1975年に独立してから現在に至るまで数々の作品を生み出して来られました。

代表的な作品と受賞歴をご紹介します。

  • 資生堂アートハウス(1978年 静岡県掛川市)【日本建築学会賞受賞、第9回JIA25年賞】
  • 土門拳記念館 (1983年 山形県酒田市)【吉田五十八賞、日本芸術院賞】
  • 東京都葛西臨海水族館(1989年 東京都江戸川区)【毎日芸術賞】
  • 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・丸亀市立図書館(1991年 香川県丸亀市)【第26回SDA賞、第34回建築業協会賞、第7回村野藤吾賞、第5回公共建築賞・特別賞】
  • 東京国立博物館法隆寺宝物館(1999年 東京都台東区)【日本建築学会賞】
  • ニューヨーク近代美術館新館(2004年 アメリカ合衆国 ニューヨーク)

これら以外にも多くありますが、有名な建築物ばかりですね!

谷口吉生さんが広島市環境局中工場の建築家になった理由

谷口吉生さんが広島市環境局中工場の建築家になった理由は、「ひろしま2045:平和と創造のまち」というプロジェクトの中で、後世に残したい平和を象徴するゴミ処理場づくりを求めたからだそうです。

「ひろしま2045:平和と創造のまち」は、被爆50周年を記念し、1995年に始まりました。

2045年のひろしまに向け、優れたデザインの社会資本を整備のため、計画段階から建築、土木、ランドスケープ等のデザイン力に優れた設計者を選定、起用することにより、個性的で魅力ある都市景観の創造を推進しようとするものだそうです。

その、優れた設計者として建築家の谷口吉生さんが選ばれたというわけですね!

谷口吉生さんは広島市環境局中工場を建築するにあたっていくつかのゴミ処理場を見学されたようですね。

ごみ焼却場であることを隠す劇場のような外観の建築や極彩色で覆った工場ばかりだと気づかれ、「生活に必要なんだから隠す必要はないじゃないか」と違和感を抱かれた

引用:サストモ

実際にゴミ処理場を見て感じたことから、広島市環境局中工場を設計されたのですね。

まとめ

広島市環境局中工場についてお伝えしてきました。

広島市環境局中工場には隣接する駐車場があり、無料で駐車できることがわかりました。

広島市環境局中工場は予約なしで見学できるけれど、ゴミ処理について詳しく知りたい場合は、前の月の20日までに電話予約が必要なようですね。

洗練されたデザインの広島市環境局中工場は、建築家の谷口吉生さんという方が建築デザインされたことがわかりました。

世界で最も美しい美術館をつくるといわれる建築家の谷口吉生さんが、世界で最も美しいゴミ処理場をつくりあげたわけですね!

美しいゴミ処理場は、広島という被爆地の平和の象徴のひとつになり、日常のゴミ処理をしながらも、その価値を評価されながら存在しています。

あなたの手によって、この広島市環境局中工場をより美しく写真に残してみませんか?

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