惑星直列沖縄の時間は何時?いつからいつまで見える?方角や場所も!

自然

2025年2月の惑星直列が見られる時期が近づいてきました!

2025年2月の惑星直列は水星から海王星までの7つの惑星がすべて並ぶというとてもとても珍しい出来事です!

沖縄ではこの惑星直列を見ることができるのでしょうか?

見えるのなら沖縄では何時ごろか時間が気になりますね。

沖縄から見える方角はどちらなのでしょうか?

沖縄ではいつからいつまで惑星が直列している空を見ることができるのでしょうか?

その方角の夜空を見るためにはどこから見えるでしょうか?

惑星直列の沖縄での見え方について次の項目でまとめました。

  • 惑星直列が沖縄で見える時間について
  • 惑星直列は沖縄でいつからいつまで見えるか
  • 惑星直列が沖縄から見える方角と見える場所について

それではご覧ください。

惑星直列が沖縄で見える時間

惑星直列が沖縄で見える時間は日没直後から2〜3時間の間です。

土星を見るためには日没後早い時間でなければいけません。

今回、土星が太陽にとても近い位置にあり、最も見えにくいようです。

しかも、日が経つにつれて土星が沈む時間が早まっていきますので、見える時間も限られています。

沖縄での土星の入り時間(沈む時間)を一覧にしましたので参考になれば幸いです。

日にち土星の入り
水=水星
日没日にち土星の入り日没
2025年2月21日19:39
(水19:09)
18:262025年3月3日19:0618:32
2月22日19:36
(水19:13)
18:273月4日19:0218:32
2月23日19:33
(水19:17)
18:273月5日18:5918:33
2月24日19:29
(水19:22)
18:283月6日18:5518:33
2月25日19:26
(水19:26)
18:283月7日18:5218:34
2月26日19:2318:293月8日18:4918:35
2月27日19:1918:303月9日18:4518:35
2月28日19:1618:303月10日18:4218:36
3月1日19:1218:313月11日18:3818:36
3月2日19:0918:313月12日18:3518:37

※国立天文台HP「今日のほしぞら」の那覇の時間で調査

2月25日までは土星より水星が先に沈んでしまいますので、時間を載せています。

3月12日以降は日没前に土星が沈んでおり見えません。

天王星と海王星は肉眼での観測は簡単ではないので、望遠鏡などのアイテムは必要ですね。

沖縄ではいつからいつまで見える?

沖縄で惑星直列が見えるのは2025年2月11日~3月11日くらいにかけてと思われます。

国立天文台の「今日のほしぞら」という暦計算を活用して調べてみました。

この期間は、日没後にどの惑星も沈んでいないという条件で調べました。

ですから、期間の始まりと終わりごろはマジックアワー(日没後数十分の薄明時間)と惑星の沈む時間が重なり、全惑星直列の観測は難しいと考えられます。

2月10日までは日没までに水星が沈んで見えなくなるので全惑星揃いません。

そして、3月12日に太陽より土星が沈むのが先になってしまいます。

世界標準としては2月28日が最も観測に適した日とされています。

東京では2月22日が最適な観測日となるようですが、沖縄に関する正確な最適日は確認できませんでした。

沖縄で惑星直列が見える期間の中間の日が2月25日になりますので、この日に近いほど観測しやすいと考えられます。

あとは、天候次第ですね!

惑星直列が沖縄から見える方角と見える場所

惑星直列が沖縄で見える時間といつからいつまでかがわかったところで、次は方角を確認しておきたいですね。

惑星直列が沖縄から見える方角を確認して、その方角の空がよく見える場所をみつけなければいけませんね。

沖縄の市街地は夜でも明るい場所が多いので、星を見ることができる場所もご紹介していきます。

沖縄から見える方角

惑星直列が沖縄から見える方角は西側の地平線付近の空になります。

金星が特に目立つのでまず西の空の低い場所を見て、いわゆる「宵の明星」をみつけてみるのがいいかもしれません。

これは、天文サイトに掲載されていた惑星の位置関係のイメージです。

引用元:starwalk(天文サイト)

観測時の参考にしてみてください。

沖縄で見える場所

沖縄は海に囲まれていますので地元の方は星空スポットをよくご存じのこととは思いますが、参考までに沖縄本島でおすすめの場所を3つピックアップしてみました。

調べた結果は次のとおりです。

1.残波岬(読谷村)沖縄中部の景勝地で、美しいサンセットと星空観察が楽しめます。広い駐車場と公園が整備されており、西の地平線が見渡せます。
2.古宇利島(今帰仁村)本部半島の北東部にある小さな島です。島の西側から水平線まで見渡せる視界が開けています。
3.石山展望台(大宜味村)やんばる(森が広がる地域)の大自然と東海岸、西海岸が一望できる展望台です。標高282mの高さから西側の空を観察できます。

まとめ

惑星直列を沖縄で見る場合の様々な疑問にお答えしてきました。

惑星直列が沖縄で見える時間は日没直後から2~3時間でしたね。

2月から3月は18時半から18時40分くらいが日没時間になると思われますので、21時近くまではいくつかの惑星が見られそうですね。

すべての惑星を見たい場合は日没直後からスタンバイすることをお勧めします。

惑星直列は沖縄でいつからいつまで見えるのかについては、2025年2月11日~3月10日くらいにかけてとお伝えしました。

空に並んで見える期間は1か月くらいありますが、日没時間や惑星が沈む時間もあり、いつでもすべての直列した惑星が簡単に見えるわけではなさそうです。

2月24日に近い日没直後の時間をねらってみるのが良さそうですね!

惑星直列が沖縄から見える方角は西ですね!

沖縄で西の星空を観察するための、天体観測スポット3つをご紹介しました。

1.広い駐車場と公園が整備されている「残波岬(読谷村)

2.本部半島の北東部にある小さな島「古宇利島(今帰仁村)

3.標高282mの高さにある展望台「石山展望台(大宜味村)

お気に入りの場所がみつかりますように!

珍しい天体ショーの惑星直列を晴天の下でみなさまが楽しめることを願っています。

さらに、その星たちの幸せなパワーがあなたに降り注ぎますように!!

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