惑星直列広島では何時に見える?いつからいつまで?方角や場所も!

自然

2025年2月の惑星直列が見られる時期が近づいてきました!

2025年2月の惑星直列は水星から海王星までの7つの惑星がすべて並ぶというとてもとても珍しい出来事です!

広島ではこの惑星直列を見ることができるのでしょうか?

見えるのなら広島では何時ごろか時間が気になりますね。

広島ではいつからいつまで惑星が直列している空を見ることができるのでしょうか?

広島から見える方角はどちらなのでしょうか?

その方角の夜空を見るためにはどこから見えるでしょうか?

惑星直列の広島での見え方について次の項目でまとめました。

  • 惑星直列が広島で見える時間について
  • 惑星直列は広島でいつからいつまで見えるか
  • 惑星直列が広島から見える方角と見える場所について

それではご覧ください。

惑星直列が広島で見える時間

惑星直列が広島で見える時間は日没直後から2〜3時間の間です。

土星を見るためには日没後早い時間でなければいけません。

今回、土星が太陽にとても近い位置にあり、最も見えにくいようです。

しかも、日が経つにつれて土星が沈む時間が早まっていきますので、見える時間も限られています。

広島での土星の入り時間(沈む時間)を一覧にしましたので参考にされてください。

日にち土星の入り水=水星日没日にち土星の入り日没
2025年
2月21日
19:16
(水18:43)
17:592025年
3月3日
18:4318:08
2月22日19:13
(水18:49)
18:003月4日18:3918:09
2月23日19:09
(水18:54)
18:013月5日18:3618:10
2月24日19:06
(水18:59)
18:023月6日18:3318:10
2月25日19:03
(水19:03)
18:033月7日18:2918:11
2月26日18:5918:043月8日18:2618:12
2月27日18:5618:043月9日18:2318:13
2月28日18:5318:053月10日18:1918:14
3月1日18:4918:063月11日18:1618:15
3月2日18:4618:073月12日18:1218:15

※国立天文台HP「今日のほしぞら」により調査

2月25日までは土星より水星が先に沈んでしまいますので、時間を載せています。

3月12日以降は日没前に土星が沈んでおり見えません。

天王星と海王星は肉眼での観測は簡単ではないので、望遠鏡などのアイテムは必要ですね。

広島ではいつからいつまで見える?

広島で惑星直列が見えるのは2025年2月11日~3月11日くらいにかけてと思われます。

国立天文台の「今日のほしぞら」という暦計算を活用して調べてみました。

この期間は、日没後にどの惑星も沈んでいないという条件で調べました。

ですから、期間の始まりと終わりごろはマジックアワー(日没後数十分の薄明時間)と惑星の沈む時間が重なり、全惑星直列の観測は難しいと考えられます。

2月10日までは日没までに水星が沈んで見えなくなるので全惑星揃いません。

そして、3月12日に太陽より土星が沈むのが先になってしまいます。

世界標準としては2月28日が最も観測に適した日とされています。

東京では2月22日が最適な観測日となるようですが、広島に関する正確な最適日は確認できませんでした。

広島で惑星直列が見える期間の中間の日が2月25日になりますので、この日に近いほど観測しやすいと考えられます。

あとは、天候次第ですね!

惑星直列が広島から見える方角と見える場所

惑星直列が広島で見える時間といつからいつまでかがわかったところで、次は方角を確認しておきたいですね。

惑星直列が広島から見える方角を確認して、その方角の空がよく見える場所をみつけなければいけませんね。

広島で惑星直列を鑑賞できる場所もご紹介していきます。

惑星直列が広島から見える方角

広島惑星直列が広島から見える方角は西側の地平線付近の空になります。

金星が特に目立つのでまず西の空の低い場所を見て、いわゆる「宵の明星」をみつけてみるのがいいかもしれません。

これは、天文サイトに掲載されていた惑星の位置関係のイメージです。

引用元:starwalk(天文サイト)

観測時の参考にしてみてください。

惑星直列が広島で見える場所

惑星直列が広島で見える場所についておすすめのスポットを3つご紹介します。

観測の参考になれば幸いです。

1.灰ヶ峰(呉市)星空の観測に適しており、広島市街地と瀬戸内海も一望できる場所です。日本夜景遺産に認定されています。
2.絵下山公園展望広場(広島市安芸区)広島市を一望できる高台にあり、西の空を広く見渡すことができます。広島市中心部から車で50分ほどの場所です。
3.豊平どんぐり村(北広島町)
日中は賑わう道の駅ですが、夜は光害がなく、星空がきれいに見える場所です。

まとめ

惑星直列を広島で見る場合の様々な疑問にお答えしてきました。

惑星直列が広島で見える時間は日没直後から2~3時間でしたね。

2月から3月は18時から18時15分くらいが日没時間になると思われますので、21時近くまではいくつかの惑星が見られそうですね。

すべての惑星を見たい場合は日没直後からスタンバイすることをお勧めします。

惑星直列は広島でいつからいつまで見えるのかについては、2025年2月11日~3月10日くらいにかけてとお伝えしました。

空に並んで見える期間は1か月くらいありますが、日没時間や惑星が沈む時間もあり、いつでもすべての直列した惑星が簡単に見えるわけではなさそうです。

2月24日に近い日没直後の時間をねらってみるのが良さそうですね!

惑星直列が広島から見える方角は西ですね!

広島で西の星空を観察するための天体観測スポット3つをご紹介しました。

1.日本夜景遺産に認定されている「灰ヶ峰(呉市)

2.広島市中心部から車で50分ほどの高台にある「絵下山公園展望広場(広島市安芸区)

3.夜は満天の星空が見られる道の駅「豊平どんぐり村(北広島町)

お気に入りの場所がみつかりますように!

珍しい天体ショーの惑星直列を晴天の下でみなさまが楽しめることを願っています。

さらに、その星たちの幸せなパワーがあなたに降り注ぎますように!!

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